2011年5月21日土曜日

1日1リットルの水をこまめにとる「水ダイエット」

「痩せたいなら1日1~2リットルの水を飲むといい」と言われています。けれども、1日2リットルの水を飲むには、コップ1杯の水(200ミリリットル)を1日20杯も飲まなければならないので、ちょっと大変ですね。

そもそも人間の身体の約3分の2は水分でできています。そして尿や汗などで1日1.5~2リットルの水を失います。汗を多めにかいた日は余分に水分を補給すべきでしょう。けれども、食べ物には水分が含まれていますし体内の代謝の過程で水が作られることを考えれば、失った水分全部を飲み水で補給する必要はありません。

水は1日1リットルを目安に、1日5~6杯飲むのがいいでしょう。朝目覚めたときに飲む水は、内臓などの動きを活発にしてくれます。夜寝る前に飲む水は、睡眠中の血液の循環を促します。のどが渇いたときは、身体が水分不足を訴えているのです。

たっぷりの水を飲むと水太りになりそうですが、むしろ水をたくさん飲むことで体温が下がり、身体は体温を戻そうとエネルギーを使い代謝がアップするのです。また、水をこまめに飲むことで細胞が活性化され、滞っていた血液や体液がスムーズに流れ、栄養と酸素が体中に行きわたります。新陳代謝があがり、体内の老廃物が尿や汗と一緒に体外に排出され解毒(デトックス)効果もあります。また、腸のぜん動運動が活発になり、便に水分が含まれることからも頑固な便秘が解消されますよ。空腹時に水を飲んで食欲や過食を抑えている人もいます。

水は市販のミネラルウォーターでもいいですし、水道水なら浄水器を通した水かひと晩くみ置きして一度沸騰させた水でもいいでしょう。ただし、冷蔵庫で冷やした水を飲むと身体を冷やすので、冷蔵庫から出して室内に少し放置した水か常温の水を飲みましょう。

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