2011年5月11日水曜日

基礎代謝をあげて「痩せ体質」を作ろう

ダイエットには「基礎代謝量をあげることが大事」と聞いたことがありませんか? 基礎代謝量とは人が生きていくうえで必要最小限のエネルギー量で、たとえば眠っているときも、心臓や内臓が活動し体温を保つなど生命を維持するさまざまな活動が行われますが、それに使われるエネルギーのことです。

基礎代謝量は10代がピークで、30代以降になると低下するため、同じ食事をしても、基礎代謝量が少ないためエネルギーを使いきれず、余った分は体脂肪として蓄えられます。同じカロリーを摂取しても、基礎代謝量が高ければ、基礎代謝が低い人よりエネルギーが使われるため、痩せやすいのです。それなのに、減食や断食、低カロリー食を続けていると、身体は低いエネルギーでも生きていける省エネ型になり、余ったエネルギーは体脂肪に変わり、むしろ太りやすい体質になるので要注意です。

基礎代謝を上げることがダイエットの近道ということがわかったので、基礎代謝量を上げるためにはどうするかを調べてみました。まずは運動をして血行を良くし筋力をつけること。身体を温める食材を食べて基礎体温を上げること。食事をよく噛んで食べると、自律神経が活発になりエネルギーの代謝にも影響するそうです。また、質の良い睡眠をとることも基礎代謝量のアップにつながります。良い睡眠、運動、食事を心がけ規則正しい生活をすることが大事ということですね。

また、代謝を促進する食材も意識して食べるといいでしょう。唐辛子やわさび、ねぎといった薬味、唐辛子やニンニクなどを発酵させたキムチ、血行促進効果があり身体を温めるショウガ、基礎代謝を上げるバナジウムという成分を含むイワシ、身体を温める小豆や黒砂糖、かぼちゃ、みそなど。ご飯のときは、水を飲むより味噌汁やスープなど温かい汁物を摂ると体温も代謝もアップするのでおすすめです。痩せたいなら、食事を減らすよりまずは基礎代謝量を上げることを心がけましょう。


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